須賀川市　6年度当初予算概要発表・前年度比０．８％減の３３７億２千万円

橋本克也市長は十四日午前、 市庁舎で記者会見を開き、 令和六年度の当初予算概要を発表した。
一般会計当初予算の総額は前年度比〇・八％減の三百三十七億二千万円。
当初予算編成方針は 「第九次総合計画」 に掲げる将来都市像の実現に向けた取り組みを推進する。 「デジタル田園都市構想総合戦略」 と 「過疎地域持続的発展計画」 に沿った地域づくりを進めていくための予算とした。
市においては財政調整基金残高の減少により、 引き続き厳しい状況にある。 持続可能な財政運営を目指し、 選択と集中により重要な政策に限りある財政資源を投じ、 市民サービスの向上を図りながら、 経常経費の徹底したコスト縮減による歳出規模のスリム化に努めた。
橋本克也市長は 「第九次総合計画も含め、 将来都市像を目指す上での様々な課題に対処する予算編成とした。
東日本大震災をはじめ様々な危機的状況もあったが、 市民と共に乗り越えてきた中で、 新たな価値観も生まれてきた。
今後も更なる展開に期待する予算編成とした」 と説明した。

新規事業
プロジェクト事業（空想フェス開催）
特撮作品バックヤード整備事業
没後10年追悼「五十嵐二朗回顧展」

主な新規事業は、 私立認可保育所保育対策総合支援補助事業百二万九千円 （私立認可保育所の熱中症対策に対する補助金）。 没後十年追悼 「五十嵐二朗回顧展」 事業二百五十一万九千円 （回顧展開催に要する経費）。 空想プロジェクト事業千六百七十二万円 （すかがわ空想フェスティバル開催に要する経費）。 特撮作品バックヤード整備事業一億八千三百十二万八千円 （特撮作品バックヤード整備に要する経費）。 自治体行政スマート化推進事業千八百三十六万円。 移住・定住促進事業千九百八十九万三千円。 地域コミュニティ活性化推進事業五百十四万七千円。 総合交通対策事業千三百五十六万二千円。 男女共同参画推進事業三百三十四万四千円。 重層的支援体制推進事業千六百七十二万千円。 私立認可保育所人材確保支援補助事業四千四百六十三万六千円。 出産子育て応援事業五千百三十四万円。 ＥＳＤ環境教育推進事業百三十六万千円。 新規就農者育成支援事業三千二百六万円。 農産物ブランド化推進事業百七十万円。 創業支援事業六百三十一万千円。 企業連携・強化事業二百八十四万七千円。 Ｍ78星雲光の国姉妹都市提携事業二千三百四十四万円。 空家等対策事業七百四十八万二千円。 木造住宅耐震化助成事業三百三十六万円。 防災体制推進事業一億四千八百九十九万五千円。 特別支援教育推進事業一億五千九百四十一万六千円。 小学校ＧＩＧＡスクール情報機器等整備事業四千七百九十五万三千円。 中学校同千五百十七万三千円。 特撮文化推進事業六百五十七万円 （自主怪獣映画選手権の開催など特撮文化の推進に要する経費） 特撮アーカイブセンター管理運営事業三千七百五十三万三千円。 体育施設改修事業七千四百二十万円。 自治体情報システム標準化事業十一億六千九百九万八千円 （国が選定した二十業務を処理するシステムについて、 標準化基準に適合したシステムへの移行などに要する経費）。 駅西地区都市再生整備事業十億八千五百九十五万千円。 指定文化財管理事業二億千百二十六万円 （指定文化財の維持管理と歴史民俗資料館改修等に要する経費） など。
（記者会見する橋本市長）