任期満了に伴う市長選　7月14日告示・２１日投開票

任期満了 （八月十日） に伴う、 須賀川市長選は七月十四日告示、 二十一日投・開票で行われることが決まった。
三日開かれた市選管で決めたもので、 現在のところ動きは鈍く、 立候補の意思を示しているのは元市議で副議長を務めた新人の安藤聡氏 （53） ＝桜岡・会社役員＝のみ。
安藤氏は本社の取材に対し 「四月中旬には正式に立候補表明会見を開く予定で、 五月には後援会を組織し、 準備を進めていきたい」 と述べた。
五選出馬が有力されていた橋本克也市長の引退表明で情勢は混とんとしており、 現在のところ安藤氏のほかは表立った動きが見られていないが、 自民党の水野透県議 （二期） も市長選に意欲を見せているといわれる。 元市議で市議を経て県議二期目。 水野氏は本社の取材に対し 「立候補については深謀遠慮を重ねている段階」 と話している。
一方で、 橋本市政の継承の観点から安藤基寛副市長を推す声もある。
橋本市長は一月五日に行われた記者会見で引退を表明。 次の市長はあくまで市民が選ぶものとして後継は指名していないが、 三月の市議会一般質問で 「現在進めている事業について信頼関係を共に築き、 スムーズに継承してもらえる人が客観的に望ましい」 と答弁している。
告示まで三ヵ月余りと迫り、 今後の動きが注目されるところ。