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270年の歴史と伝統を誇る 「きうり天王祭」7月14日

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須賀川の夏の風物詩の一つ、 きうり天王祭は七月十四日に宵祭りが執り行われるが、 十一日、 市内南町の三丁目会館できうり天王祭の打ち合わせ会議が開かれ、 実施内容などを協議した。
きうり天王祭は須賀川地方に約二百七十年も続いている夏祭りで、 疫病が流行り、 もともと広大なきうり畑があった三丁目 (現在の南町) にお仮屋を建て、 キュウリを供え祭事を行ったところ、 疫病が消散しそれ以来キュウリを二本供え、 供えてあった一本をもらって帰りに食べると疫病にかからないと伝えられ、 毎年約六万人の大勢の参拝者で賑わっている。
会議には実行委、 関係者など約二十人が出席、 きうり天王祭実行委員会の渡辺達雄委員長 (三丁目町内会長) が 「今年も多くの人が楽しみにしていると聞いている。 安全安心な祭りを執り行っていきたい」 とあいさつの後、 日程など決めた。
十四日には宵祭りが始まり、 午後一時から午後十時まで並木町交差点から県道六三号線本町交差点まで露店出店のため交通規制となる。
前日の十三日に東北電力須賀川電力センター前にお仮屋を建て、 午後七時からお迎え祭りで神輿渡御。
十五日は本祭りで、 町内安全祈願、 お送り祭りが行われる。
昨年は四年振りに復活、 五万人 (主催者発表) が訪れにぎわいを見せた。
(須賀川夏の風物詩きうり天王祭打ち合わせ会議)

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