伝統行事「長沼まつり」今年で終了　３８年の歴史に幕

長沼まつり実行委員会主催 「第三十八回長沼まつり」 は九月十四日、 長沼・金町通りで開催される。
二十二日に長沼保健センターで総会を開き、 開催概要などについて協議した。
ねぶたやねぷたが街中を練り歩き、 地元の小中学生らのハネトの乱舞、 踊り流し、 よさこい踊りなどが行われる初秋を飾る長沼最大のイベントで、 「長沼まつり写真コンテスト」 も実施される。
荒天の場合は九月十五日に順延。
来年以降のまつりの開催は少子高齢化とコロナ過による担い手不足などの影響からまつりを取り巻く環境が一変したため今後の継続が困難であると判断し、 今回の開催をもって終了となる。
長沼まつりは昭和六十年に須賀川市の町内会 （弘法坦） から一基のねぶたを譲られたことを機に長沼地内で青年団体連絡協議会を組織し 「第一回石背長沼まつり」 を開催。
平成元年には私たちのねぶた愛好会を結成、 「長沼まつり」 と名称を変更、 地域を代表するイベントとしてこれまで多くの人に親しまれてきた。
（昨年の長沼まつりの様子）