「ながぬまさくら紀行」スタート　横田陣屋御殿桜(市指定天然記念物)一番咲き

長沼観光物産振興協会主催 「２０２４ながぬまさくら紀行スタンプラリー」 は一日スタート、 十四日まで長沼地域内のサクラの名所で実施される。
三月三十日にはエドヒガンのシダレ 「横田陣屋御殿桜」 （市指定天然記念物） が昨年より一週間遅く開花した。
江戸時代に横田の地を所領していた溝口氏の邸宅内に植えられていたことから 「御殿桜」 と呼ばれ、 赤味がかかった濃いピンク色の花が樹齢約三百年ともいわれる巨木全体を覆う美しさは圧巻で、 毎年多くの観光客が訪れ賑わいを見せている。
管理する大岡清一さんは 「六、 七日ごろが見頃」 と話している。
スタンプラリーはサクラの名所を通して地域の歴史や文化に触れてもらおうと実施するもので、 横田陣屋御殿桜など九ヵ所で行われる。
キャンペーン期間中は五ヵ所のスタンプを集めた人の中から抽選で五百人に藤沼温泉 「やまゆり荘」 の無料ペア入浴券を贈る。 （開花した横田陣屋御殿桜）