岩農高で「焼肉のたれ」販売　規格外のリンゴ

岩瀬農業高校は七日、 同校で規格外リンゴを使用した 「焼き肉のたれプロジェクト」 の商品発表会を行った。
昨年の中辛に引き続き今回は 「辛口」 を商品化したもので同校食品科学科生徒約三十人と佐藤燃料、 内池醸造が協力し仕上げた。
志賀勲校長が 「企業と共同で開発することで地域と連携した特色ある大切で価値のある取り組み。 グローバルＧＡＰ認証のリンゴを使用した安心安全な商品をＰＲしたい」 とあいさつ。
生徒代表の厚美永愛さんらによる商品紹介が行われた。
収穫したリンゴの三九％が廃棄されてしまうため、 これまでリンゴジャムや交通安全リンゴパンなどを開発、 昨年は「焼き肉のたれ中辛」 を販売し好評を得た。
昨年の収穫祭での焼き肉パーティーで 「たれ」 を使用。 全校生徒からのアンケート調査を行い 「パンチがほしい」 との意見が多数あり、 黒コショウと唐辛子をブレンドした辛口を商品化したもの。
収穫祭の焼き肉パーティーで全校生徒が味わった。
辛口タレは一本五百円 （税込み） で四百六十㌘入り。
十日は福島空港で行われる 「岩農ウィーク」 で、 二十八日と十一月十四日は佐藤燃料牡丹園ＳＳ、 十一月十一日は鏡石町健康福祉センターで販売を予定している。
（焼き肉のたれ完成）