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鏡石町「幼保連携型認定こども園」整備 町立鏡石幼稚園は廃園へ

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鏡石町総合教育会議は二十八日、 町役場で行われた。
「公私連携幼保連携型認定こども園」 の整備方針について協議したもので木賊正男町長、 小貫秀明副町長、 渡部修一教育長、 教育関係者が参加した。
全国的に少子化が進行し核家族化や女性の社会進出により子どもと家庭を取り巻く環境は大きく変化し地域の教育・保育のニーズが増加し多様化をしているため認定こども園等の幼保施設の整備を進める。
現在、 鏡石保育所は八十八人 (定員百十人)、 鏡石幼稚園は十九人 (定員九十人) で幼稚園については六年間で園児が七四%減少している。
施設の老朽化については保育所が三十年、 幼稚園三十七年が経過し東日本大震災や県沖地震により被害を生じた。
保護者へのアンケート調査では幼稚園と保育園が連携した施設の整備を希望、 ゼロ歳から二歳児の受け入れを増やしてほしいなどの意見があった。 町では現状から保育所と幼稚園を再編し柔軟に乳幼児の受け入れができる認定こども園の移行が急がれるとし、 同整備を進める。
既存の鏡石幼稚園・鏡石保育所にといった意見や、 駅東地区 (健康福祉センター付近) とする声があり、 建物・園庭や駐車場を含めた敷地面積や交通の利便性・安全性を考慮しながら検討する。
主なスケジュールは令和七年度に基本設計、 同八年度に実施設計、 建築工事、 同九年度建築工事、 同十年度以降こども園開園、 鏡石幼稚園は廃園の予定。
木賊町長は 「具体的な見通しを保護者に知らせて行きたい」 と述べた。

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