白熊関(二所ノ関)再入幕! 3月場所番付発表で前頭西17枚目
日本相撲協会は二十五日、三月九日からエディオンアリーナ大阪 (大阪府立体育館)で開かれる三月場所の番付を発表した。
一月場所で九勝六敗と勝ち越した須賀川市出身の十両東四枚目・白熊関 (25)=本名・高橋優太・二所ノ関=は前頭西十七枚目に昇進、 再入幕を果たした。
昨年七月場所、 十二勝三敗で初優勝を飾り、 幕内に昇進。 九月場所では左足首を負傷し休場を余儀なくされ、 十両に陥落、 十一月場所もケガの影響もあってか七勝八敗と二場所連続負け越しとなり一月場所に心機一転再起をかけた。 黒星スタートとなったが、 二日目から四連勝、 後半戦も粘り腰を見せ、 十三日目に勝ち越しを決めた。
うれしい再入幕の知らせを受け、 地元有志で組織する応援団仁井田の会や須賀川後援会では喜びに沸いた。
白熊関は市内仁井田出身で、 幼稚園のとき祖父の祥武さんに連れられて地元の相撲大会に出場、 優勝したのをきっかけに相撲を始めた。 中学の時に親もとを離れ単身新潟に相撲留学、
名門日体大で主将を務めチームを牽引、 令和四年に角界入り、 序ノ口、 序二段で連続優勝するなど力をつけ、 昭和三十三年以降幕下付け出しを除くと史上七番目のスピード出世で十両に昇進。 昨年九月場所で優勝を飾り、 市出身の力士として初めて幕内昇進を果たした。
三月場所は豊昇龍 (立浪) が新横綱、 本県出身の若隆景が前頭東筆頭、 若元春が西筆頭と兄弟で筆頭を務める。
-ふるさと力士を応援-
仁井田の会でパブリックビュー
白熊関を応援する仁井田の会は仁井田コミュニティーセンターで三月十六日の中日と二十三日の千秋楽に応援イベント (パブリックビューイング) を実施する。
十六日は午後二時半から、 同三時四十分から土俵入り、 取組み。 二十三日は午後二時から、 同三時ごろから土俵入り、 取組み。