天栄村

天栄村で「子ども議会」 小中学生代表11議員が登壇

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天栄村は二十六日、 村役場で 「子ども議会」 を開いた。
議会や政治に仕組みについて体験的に学習することで、 小・中学生が村政について理解を深めることを目的に実施したもので、 天栄中一・二年生代表四人と、 村内各小学校六年生代表七人の計十一人が登壇、 村政全般にわたり質問した。
このうち大須賀怜治さん (天栄中一年) は旧湯本中学校の利活用について質問した。
これに対し、 関係課長らは 「湯本中は令和五年三月に閉校となり、 現在は村で校舎の管理を行っている。 校舎の今後については湯本地区の住民と話し合いを進めながら利活用について考える。 事業者から施設を使用して新しい事業を行いたいという提案も受けている。 村として湯本中の施設が湯本地区と村の未来への負担にならないよう提案された意見を活用しながら利活用方法を検討していきたい」 と答弁した。
大竹颯斗さん (大里小五年) は村内への高校誘致について質問した。
長場壮夫教育長らは 「村内に設立することができれば通学時間の短縮にもなり、 村外から通学する生徒も多くなることで、 村の活性化にも繋がると思う。 これまで村内に高校を設立する計画や要望はなかった。 現在、 県内の県立と私立の高校は駅や主要な道路近くなど交通の条件が良く通学しやすい場所にある。 最近では少子化の影響から高校の統廃合が進められ学級数も減少している現状で、 天栄村に新たな高校を作るのは難しいと思われる。 皆さんが志望する高校に進学できる力がつけられるように学校教育の充実に向けて取り組んでいきたい」 と答弁した。
最後に大須賀渓仁村議会議長が講評を述べ、 閉会した。
(天栄村で 「子ども議会」)

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