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430年の伝統「松明あかし」 紅蓮の炎で晩秋の秋空を焦がす

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四百三十年余りの伝統を誇る伝統火祭り、 須賀川の松明あかしは九日に市内松明通りと五老山周辺で開催された。
鎮魂の思いを込めた炎が晩秋の夜空を焦がし、 大観衆を魅了した。
松明通りでは須一中の生徒による本松明や松明をもりたてる会と市民らが参加し、 長さ十㍍約三㌧の大松明が多くの市民や観光客が見守る中、 翠ヶ丘公園の五老山に向けて出発、 沿道の市民から大きな拍手や声援が送られた。
その後、 二階堂神社では御神火奉受式が行われ五老山に向けて出発。
見晴橋駐車場では小松明の行列が長い列を作り五老山へ向かった。
五老山特設ステージでは奥州須賀川松明太鼓保存会による迫力ある太鼓演奏が披露され、 午後六時半五老山に到着した御神火隊から受け取った火を松明に点火。 続いて、 二十本の本松明に次々と火が放たれると五老山一帯は火の海と化し、 天高く燃え上がる紅蓮の炎に大きな歓声が沸き起こった。

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