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須賀川川柳会67年の歴史に幕 熱意と研鑽創作活動で川柳文化育む

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須賀川川柳会は四日、 市民交流センターで役員会を開き解散を決定、 六十七年の歴史に幕を閉じた。 会員の高齢化と減少などにより今後の運営が難しいことから解散を決めたもの。
七代目となる五十嵐照男会長は 「良い仲間にも恵まれて、 長く続けてこられた。 解散は残念だが今は手軽にだれでも自分の作品を個々で発信できるようになった。 高齢化もあり、 やむを得ない」 と話した。
同会は昭和三十二年九月に発足。 現在の会員数は十二人で毎月会報 「川柳すか川」 を発行、 秋の市文化祭などに参加してきた。
歴史を振り返ると同四十年から市の文化祭行事として 「市民文芸祭」 が開催され、 川柳部門に会員全員が参加。 同四十七年には牡丹祭行事に参加し 「須賀川観光川柳大会」 を牡丹会館で開催。
平成十九年には五十嵐さんが七代目の会長に就任、 更なる会員確保のために川柳教室を企画した。 平成二十三年に東日本大震災に見舞われたが、 会報発行を続けた。
平成二十六年は発足当初から加盟していた県川柳連盟の創立五十周年の節目に刊行された 「県川柳連盟五十年の歩み」 にこれまでの活動などが掲載された。
平成二十三年に市文化団体連絡協議会の創立四十周年の節目に合わせて制作された記念誌 「市文化団体の歩み」 「息吹新たに」 にこれまでの活動が紹介された。
同二十九年に創立六十周年を迎え、 記念誌を発刊した。
会報は五百六十号にのぼっている。
歴代会長は次の通り▽初代=菊地螢二▽二代=安藤津々美▽三代=富永仙峯▽四代=青津味士▽五代=横尾萬次郎▽六代=道山俊夫▽七代=五十嵐照男。
(会議)

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