2年振り「ハーフ部門」復活 円谷幸吉メモリアルマラソン大会
円谷幸吉メモリアルマラソン大会実行委員会主催、 県南陸上競技協会主管、 マメタイムス社など後援、 第四十三回円谷幸吉メモリアルマラソン大会は十月十九日、 円谷幸吉メモリアルアリーナ周辺発着で開催されるが、 二年振りにハーフ部門が復活する。
東京オリンピックマラソン銅メダリストで須賀川市出身の故円谷幸吉選手の偉業をたたえ、 陸上競技ランナーの育成を目的に日本陸連公認大会として実施するもので、 二十八日に第一回実行委員会を開き大会要項を協議した。
はじめに大木和彦実行委員長が 「平成十七年の市町村合併から約二十年に渡り実行委員長を務めてきた。 今年はハーフ復活を見据えた事業計画にしていきたい」 とあいさつの後、 第四十三回大会事業計画・予算案、 実行委員会則の変更などについて審議した。
大会は七月一日から参加受付が始まり、 全二十四部門で定員は四千五百人とした。 コースは日本陸連公認のハーフ、 十㌔、 五㌔。
大会任意設定コースの三、 二、 一・四㌔コース。
特別招待選手はメキシコシティオリンピック銀メダリストの君原健二さん、 招待選手には幸吉選手の練習パートナーの宮路道雄さんと市内ふくしま駅伝候補選手。
各部門上位十位まで表彰と副賞の授与。
そのほか幸吉選手のコーチ畠野洋夫さんの遺志を継ぎ、 十㌔で七十七位に贈呈する 「畠野賞」、 円谷選手の盟友で大会発展に貢献してきた君原さんへの記念と伝承を目的とした十㌔で七十五位に贈呈する 「君原賞」。
参加者全員に参加賞 (トートバッグ・タオル)、 完走者には完走証を贈る。
昨年の大会では予算対応が難しいためハーフ部門を中止としたが参加記念品、 競技用消耗品の見直し、 大会プログラム冊子を廃止し、 大会ホームページでのデータ公開など経費を節減し、 ハーフ部門復活への予算を確保した。
-会則変更 実行委員長に大寺市長-
今大会から会則変更により 実行委員長に大寺正晃市長が就き、委員長二十年大木氏退任した。大木さんは平成十七年から令和七年までの二十年間の長きにわたり委員長を務めた。