ニュース

全国から俳人集い「牡丹焚火」

mame-user

須賀川市、 桔槹吟社、 須賀川牡丹園保勝会主催、 牡丹焚火・俳句会は十六日、 牡丹園中央広場で開かれた。
須賀川の晩秋を彩る風物詩の一つで、 天寿を全うした牡丹の古木を供養する伝統行事。 俳句の歳時記の季語にもなり、 平成十三年には環境省 「かおり風景百選」 に選定されている。
今年も全国から多くの俳句愛好者らが訪れた。
大寺正晃市長が 「須賀川市の俳句文化とともに元気な街づくりを目指していきたい」 とあいさつ、 江藤文子桔槹吟社同人会長が 「焚火の色が移り変わる様子や、 匂いの変化を楽しみながら焚火にちなんだ一句をぜひ詠んでみてほしい」 と歓迎の言葉を述べた後、 天寿を全うした牡丹の枯木をくべる火入れ式が行われ、 大寺市長、 江藤会長、 柳沼直三牡丹園保勝会理事長らがそれぞれ、 枯木を抱え火にくべた。
園内は夕闇の中、 青紫色の炎が揺らめき、 炬を囲む市民や俳句愛好者らはほのかな香りが漂う中、 揺らめく炎を見つめながら句をしたためていた。
牡丹会館では岐阜県出身の俳人・髙田正子さんを招きの講演会が行われた。
俳句大会は十九日まで郵送での投句を受付けており高得点者などには賞品が贈られる。
(牡丹焚火)

 

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

記事URLをコピーしました