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白熊初の十両優勝 12勝3敗で来場所新人入幕確実 

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大相撲名古屋場所千秋楽は二十八日、 須賀川市出身で十両東八枚目の白熊 (25) =二所ノ関=は東筆頭時疾風を寄り切りで下し、 十二勝三敗で初優勝を果たした。
十両初の二ケタ白星を優勝で飾り、 来場所幕内昇進を確実にした。
優勝争いは千秋楽までもつれ込み、 同星で並んでいた東十枚目の獅司が先に伯桜鵬に敗れ、 勝てば優勝が決まる大一番。 立ち合いですぐに時疾風の腕を抱え、 一気に押し込み土俵に寄り切った。
学生時代苦楽を共にした弟弟子の大の里が先場所初優勝を決めたことが刺激となり、 稽古にも力が入り体重も増えた。 黒星でスタートしたがその後、 五連勝。 連敗なしで好調さを維持、 十日目での勝ち越しはこれまでの最速で、 十二勝を上げ来場所新入幕は確実視される。
白熊は優勝インタビ
ューで 「緊張して頭が真っ白となり余り覚えていないが、 何とか勝ち切ることができた。 今場所は下がらずに出て体重を増やしたことが良かった。 今後も一番一番大切に相撲に磨きをかけたい。 夏に強いといわれているが、 冬が好きなので早く寒くなってほしい」 と笑顔で語った。

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