市政

新人・大寺正晃氏が初当選 16年振りの選挙戦制す

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任期満了 (八月二十日) に伴う第二十回市長選は二十一日投開票が行われ、 新人で元市議会議長の大寺正晃氏 (62) =無所属・丸田町=が元市議会副議長の安藤聡氏 (53) =無所属・桜岡=に四千二百票余りの差をつけて初当選を果たした。
四期十六年務めた橋本克也市長の引退表明を受けた選挙は新人同士の一騎打ちで十六年振りの選挙戦を展開した。
投票率は四〇・六六% (男三九・八〇%、 女四一・四九%) と前回 (平成二十年) の五七・七四%を大きく下回り過去最低となった。
大寺氏の選挙事務所には大勢の支持者らが集まり午後九時ごろ 「当確」 の知らせが入ると会場は大きな歓声が沸き上がった。
当選報告会が行われ、 万歳三唱後、 大寺氏に花束の贈呈、 必勝ダルマの目入れが行われた。
渡辺達雄連合後援会長が 「六月初旬の出馬表明ということで短期決戦という形になったが、 皆さんの支援のもと見事当選を果たすことができた」 とあいさつ、 続いて佐藤暸二選対本部長が 「遊説に出向き、 街頭演説を行い、 人との触れ合いを大切にしながら支持を訴えてきた。 今後は大寺市長としてしっかりと市民の幸せのために尽くしてもらいたい」 と述べた。
最後に大寺氏が 「四〇%という厳しい投票率であり、 私たちへの批判とも受けとめている。 これからの四年間は須賀川市の社長として元気を与えていきたい。 たくさんの課題が山積みだが、 みなさんと一緒に課題解決が成し遂げられるものと信じている。 これからも誠実に慢心することなく市政に向き合っていきたい」 と述べると、 拍手喝采のお祝いムードが最高潮に達するとともに当選を祝った。
(万歳三唱)

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